ベジタリアンだった頃の思い出〜恐怖の給食編〜

連載が大幅に遅れてすみません。

みなさん、GWですね。GWといえば高校の時に家の近くの駒沢公園でやっていた肉フェスに行ったことがあります。そこで売ってた肉が高い割に全然噛み切れなくて口の中でゲル化現象が起きはじめてたので、やむなくこっそりゴミ箱に吐き捨てたんですが友人に見られてドン引きされたのがいい思い出です。

 

[前回のあらすじ]

わずか6歳の時に牛の製造過程を目の当たりにし、肉が食べられなくなってしまった少年みのべ。はたしてどうなるのか・・

 

 

ハンバーグが食べれなくなってしまった俺は、次々と連鎖し、自分の中で肉が入った料理が食べれなくなった。オムライス、カレーライス、チャーハン、ミートスパ、、そう、肉が入った料理=ほとんどすべての食事である。

 

~ある日の美濃部家の風景~

母「はい今日の晩御飯よー」

おれ「(鳥そぼろか・・)」

パクッ

おれ「!!(脳内に牛の血まみれの死体が突如フラッシュバックし、口の中に広がる鳥の旨味とともに脳内を血まみれの鳥が埋め尽くす)」

おれ「ウオエえあqwせdrftgyふj(言葉にならないえづきと共にお皿に特製ミートボールを排出)」

母「」

 

これが母の料理のモチベーションをさげ、冷凍料理路線に移行するきっかけを作ってしまったことをこの時のおれはまだしらない(→番外編「お弁当冷凍食品パズルゲーム」に続く)

 

しかし、家で食べる時はまだ良かったのだ。えづいたところをみた母親はやがて俺が好きなおにぎりや野菜中心の料理にシフトしていってくれたからだ。本当の地獄は小学校の給食にあった。。

 

 

~小学校の昼休み~

この日は学校で初めての給食。みんなテンションマックスだ。早速前の方では牛乳争奪戦が始まっている。俺も近くのテーブルで固まって友達と給食を食べようとしていた。

 

けんたくん「よっしゃー給食だ!たべよーぜー!!」

おれ「うん!」

しかし、手をつけようとするとー

 

俺「あれ、、パンしか食べれるものない」

 

そう、学校の給食は非常に栄養のバランスを考えて作られている。それゆえに、全食材に肉が入っていないなんていう確率はほぼゼロに近かった。

 

けんたくんたち「よっしゃー外あそびにいこうぜ!」

俺「うん!」

先生「待ちなさい、残してるでしょ」

俺「え・・でも昼休みが」

先生「好き嫌いは許しません。」

けんたくんたち「じゃあな美濃部!」

俺「え、俺も、え、、」

先生「(仁王立ちで鬼の形相)」

 

 

次々とあそびに行ってしまう周りの友達。掃除すると言われ、机に給食を乗せたまま後ろに下がる俺…

辛い時間だった。今思い出してもなんて孤独だったんだろう。すべてはあの牛の解体シーンのせいだ。机と机に挟まれながら埃の舞う教室の隅っこで肉を突っつく。「悪いのは俺じゃない!動物を大切にしない傲慢な人間たちの方だ!」そう思いながら愚かな人間の業(カルマ)を恨んだ。しかし魚はなぜか食べれた。

 

そんな低学年を過ごした俺だったが、やがて高学年になると給食をおかわりするふりをしてドバッと残飯を鍋に戻すという荒技や、野菜が嫌いな奴と肉と野菜をトレードするという交渉スキルを手に入れたため、また、長きにわたる矯正の結果徐々に偏食は改善してきていた。そんな時に父親に連れて行ってもらった高級料理店で、起死回生の食べ物に出会うことになる。それは・・

(→次回、「驚愕のサイコロステーキ編」に続く)

 

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